●BALI

初めての海外 10日間の旅のはじまり。 
インドネシアの バリ島!
毎日が楽しくて、カメラをかたときも離さなかった。
ここには神がいる。そんな、神秘的な空気が島を覆っていた。
5日目の朝、食あたりになり、体は衰弱しはじめていたが、
少し慣れてきたので、ジープを借りて
大まかな方向だけを頼りにベサキ寺院に向かった。

ペットボトルの水をがぶがぶ飲みながら
ふらふらになりながらも村々を訪ね歩いた。
寺院に無事着いて、本山の神殿で洗礼を受けた。
何かしら体が軽くなったようで、脱水症状も幾分よくなり
ホテルに引き返すことにした。
運転しながら無事ホテルに着くのだろうか?
この辺の宿を探して、とりあえず寝たほうがいいのか?
このまま寝込んでしまって、3日後のフライトに乗れずに
1人バリに残るのか?などと
心細い妄想が頭の中を走り回って止まらない。
どうにか迷うことなく同行者のいるホテルへ着いた。
あとから分かったが、バリの道はわかりにくく
バリに住んでた友人でさえ 道が分からずよく迷うそうだ。
神のいる島。バリ島。私は神に助けられたようだ。
ここには最高の何かがあったと今も信じてる。
それから3度仕事で訪れたが、
いつも変わらぬ神秘さが 島を覆っていた。
次は、ゆっくりまた神に会いに行こう。



●GREECE

初の海外バリ島から帰国して2週間後には
ここアテネに降りていた。
1年間の放浪旅の始まったところだ。
初のヨーロッパにちょっと戸惑いさえ感じながら
アテネのナショナルパークをのんびり散歩していると
ちょっと粋な風船売りと ポップコーン売りに出会った。
ヨーロッパで初めて声をかけてとった写真がこれだ。
たぶん、カメラを向けて笑ってOK?
っとでもいったのだろう。

ヨーロッパ!
アジアとは違った文化が感じられた。
アテネからコリントス、スニオン・ダルフィ
エフェダウロスなどをうろうろして
エーゲ海の島々への旅がはじまった。

●GREECE
アテネから移動してピレウス港に泊まり、
いよいよ明日から島巡りが始まるっと思ったら
結構どきどきしたのを覚えてる。
島への旅が始まった。
まだ、何をするわけでもなく
部屋にいたり散歩したりで時間をつぶした。
やっと夜行くレストランで2、3人のギリシャ人と顔なじみになり、
毎晩遊ぶようになった。
サムライをサムララギっとしかいえないギリシャ人と
かたことの言葉でも笑いが絶えなかったことが
この後の旅を続けられるきっかけだったかもしれない。
どんどん島での生活が楽しくなってきた。
昼間は、バイクを借りて島中を走り写真を撮りまくった。
ウオークマンのヘッドフォンをきっちり耳につっこみ
ノーヘルの心地よさでぶっ飛ばした。
音と景色とスピード感が最高にはまった。
そのころソウルソウルと
初期のハウスのリル・ルイスが特にはまった。
丘の散歩のときには、
グレングールドのバッハなんかばっちりだったかな?
エギナ島、イドラ島そして、この写真のミコノス島に着いて、
さらに島での生活が変わっていった。
キャンプ用品店でガスコンロなどを買い、
得意のキャンプ料理の日々がはじまった。
マーケットでエビを買い、魚釣りの針にエビをつけ、
重めのおもりをつけて釣り糸だけで海20mまで投げ込む。
この辺の人はみなそうしていた。
10分もしない間に魚は釣れるのだが
なんの魚かはわからなかった。
この写真のミコノス島の 風車の横の海岸で魚を釣って焼いて
ワインと一緒に夕日の中でのディナーは最高 にうまかった。
ここからハーブとの出会いがはじまり
料理に幅が広がっていった。
ブリスのハーブ料理の原点は
ここギリシャでのハーブとの出会いからはじまった。

 

●GREECE
ミコノス島の風車の裏の入り江で
漁船の手入れをしている老人をずっと眺めていた。
1人の男がやさしい歌を鳥にむかって唄っていた。
シラサギみたいな鳥はじっと聴いているかのように
少し近寄っては聞き入っていた。
その光景と漁師の網の手入れをずーっと見ていた。
アテネの風船売りとかも同じように
何か日本の文化と違う気高さのような姿を見つけてしまう。
ヨーロッパの品とでもいうのであろうか?

●KEYWEST
アメリカの最南端、キーウエスト。
マイアミから車で5時間ぶっ飛ばして7マイルブリッジを渡って
夕方前にどうにか着いた。
なぜならここの夕日は最高の夕日とヘミングウエイが言う。
そして、この夕日を見たカップルは結ばれると
信じられているので
たくさんの観光客や恋人同士が集まってくる。
その日、噂通りの最高の真っ赤な贈り物を見ることができた。
その後、夜のストリートで出会ったのがこの写真の男だ。
手作りの楽器?聞いたこともないメロディを奏でる。
ジプシーの楽団でも見られる、ピアノの原点の打楽器だと思う。
しかし、その旋律はあまり耳にしたことがなく、
そして神秘的であり海のささやきのような風のしらべのような?
とても心地よかった。たぶん彼のオリジナルなのだろう。
音楽の未知の世界を感じた。


●PERU
南米ペルー。
10日間しかなかったが、ここでの旅もまた、刺激的だった。
リマからクスコへそして、マチュピチュをみて、
ナスカの地上絵をみた町の出来事だった。
所々に朽ちかけた家や壁が続くが、それが一つの景色となり、
排他的ではない感じを受けた。
その 壁だけが続く道、何もない通りを子供だけが
逃げるように走りさっていった。
声をかける間もなく、どんどん走っていくので
その姿をとることにした。
壁のスペイン語がさりげないアート感があっていい?

●PERU
マチュピチュ遺跡の中を歩いていると
あちこちにラマが目に付く。
子供のラマはとくにかわいく
近づいてもそんなに逃げる様子もないので、
少しずつ近づいて写真におさめた。
その中でもこのラマの子が一番 かわいかった。

●PERU
マチュピチュのふもとのお土産屋の間をぬける
トロッコの労働者 たち。
観光客相手のお店があちこちに点在する。
この線路の両側はお土産屋でいっぱいだった。
その中でときどき通り過ぎる貨物列車やトロッコが目に付いた。
マチュピチュばかりに気を取られすぎていたので
ふと 我に返った。
やっぱりどこでもいろんな人が住んでいて、
働いていているんだなあ? って
当たり前だけどね。

 

●PERU
マチュピチュのふもとのお土産屋には、
こんな人が次から次へと歩いくる。
いろんなカラフルなものがあるけど?
買いたいような?
買っても着ないような?
でも現地の人が着ているのを見ると買いたくもなるが、
やっぱ現地の人を撮るのが一番。
そう思っているともうフィルムがあと1本だ。
マチュピチュと同じくらいここでもフィルムを使ったかも?

 

●CAMBODIA

アンコールワットを見た人は分かると思うが?
次々に現れる遺跡に木の根が絡む姿。
あきることなくこの光景が続いていく。
気づくと数時間が経ち、
それでももくもくと歩き回り、
暑くてふらふらになったころに
出会った3頭のゾウたち。
ここでまた元気になった。
そして、終わりなく
アンコールワットの中を
ひたすら何かを探して歩きはじめる。
フィルムの数がさすがにダントツに多い。

●GREECE
イドラ島は、他の島と違って、
白い家に赤煉瓦の屋根が多く、
やさしい色合いの家並みが続いている。
その回りを歩きながら
春の香りを見つけては、
写真に収め、また歩き、時が止まって
そして、いつのまにか日が 暮れていた。
赤煉瓦の屋根の似合う小さな島、
イドラ島。
部屋に戻って窓から外を見ると、
赤煉瓦の瓦畑が 広がっていた。
その向こうに木につながれた
馬の親子を眺めていたら、
また散歩したくなって、
今度はカメラを持たずに
馬のいる方へ向かっていた。

●GREECE
ミコノス島の白いかわいい家が
たくさん立ち並ぶ中を
散歩しているとペリカンに出会うのも
珍しくない。
そっと近づいて逃げないようにと
思っている私のほうが
警戒しているだけで、
ペリカンは何も気にせず
羽づくろいをしている。
ティノス島にも人々に愛されている
ペリカンがいたが、
ギリシャのペリカンは
人と一緒に過ごしている
といった感じで
なんともいえない光景がここにもあった。

 

●PERU
今回のペルーの旅のメインイベント!
マチュピチュ!
クスコからアウトバーンという
列車にのるため、 早朝から並び、
一番安い席の切符を買おうとしたら、
観光客は観光客用の列車に乗るようにと
切符を渡された。
予定より高かったが、
現地ツアーのチケットを
買うよりは安かったので納得した。
その列車から見る景色が
今でも忘れられない。
広々とした平原の向こうには、
小高い山が連なり、
濁流の河が線路に沿って
暴れるように流れて行く。
そんな景色にカラフルな服を着た人々
がまるで、 草原の花のよう。
終点に着いて、バスに 乗り換え、
頂上の遺跡マチュピチュへ向かった。
山の間から遺跡が
ちょくちょく顔をのぞかせる。
どんどん山の上になるにつれ、
回りの山々の険しい姿が見えてくる。
こんな険しく急な斜面の山の上に
よくも大きな石を運んだものだ?
そんなことを思いながら
バスはゲートに着き、入り口に着いた。
入場券を買う声がふるえ胸は
ドキドキしていたことを覚えてる。
そして、遺跡に向かった。
おーーーーーー。ここかーーーー。
ここまで来るとまさに
神秘の遺跡とご対面!
ほんと、 よくぞこんなところに作った!

 

●PERU
マチュピチュのホテルに泊まって、
夜と朝のマチュピチュを見たいという
気持ちもあったが、
ちょっと早めに下山のバスにのった。
後ろ髪を引かれながら、
バスの窓から外を眺めていると、
写真の男の子が、大きな声で
「グッーッバーーーイ」と手を振って
バスのみんなにあいさつをして
見送ってくれた。
そのおかげで
後ろ髪を引かれる気持ちもなくなり、
さよならっと心でつぶやいた。

バスの中の人達もきっと同じように
旅の目的が完了って感じで
満足し始めていた時だったと思う。
そんな気持ちの中に
さっきの少年がしばらくして、
また現れたのだ。
そして、 同じように叫んで手をふった。
なんで、さっきの子がまたいるの?

バスの中の乗客も私も???だらけ?
狐に摘まれたような感じで?
何が起こって?
さっきのこだよね?っとかいった様子が
バスの中でわき上がった。
そして、またしばらくすると?
また、現れたのだ。
もう、みんな大笑い!
なるほど?
くねくね道を走っている
バスよりも速く山を縦にかけおり、
バスを待ち伏せしていたのである。
もう、みんなその子の
パフォーマンスに大拍手。
さりげない演出にみな大喜び、
そして、数度繰り返して
ふもとに着いたときみんな彼に会いたがってた。
バスに乗り込んできて
あいさつをしてくれた。
心よい観光客はチップを渡した。
そして、バスから降りると
すぐカメラを向けて1枚撮らせてもらった。

ちょっと不思議で素敵な演出に
君も出会うだろう。

マチュピチュのこれが 有名な
グッバーイ ボーイ!